花粉症の抗アレルギー剤の副作用がつらい、服用したくない時は

毎年花粉症に悩まされ、抗アレルギー剤を飲まなければ辛い人は多くいらっしゃいます。

花粉が飛び、アレルギーで鼻水、涙くしゃみがつらい花粉症の女性

アレルギー体質を鍼灸治療でもアレルギー体質の改善は図れます。鍼灸では生体の反応を過剰なものから正常に近づけるように導きます。一番のおすすめは、症状のない時からアレルギー体質の改善をしておくこと。アレルギーの時期に備えるという方法です。もし、症状が出てしまっていたら治療戦略として、まず症状を沈静化します。ついでアレルギー体質の改善に移ります。

目次

花粉症の簡単ツボ押し

足の親指の隣の指の爪の生え際にあります。ただし、小指側の生え際です。「れいだ」と読みます。ここを指で揉んでみましょう。胃腸の働きを整えて、水分の巡りをよくする働きがあります。症状が前々から有る場合は、湯船やお風呂上がりの指揉みを習慣にしてみてください。

足の指にあるツボれいだ

アレルギーは日頃のケアや食事、生活環境(アレルギー物質)が大いに影響します。そちらを改善しつつ取り入れていきましょう。

花粉症の症状別の体質

一言で花粉症と言っても、実は鍼灸で対処する際には「証(しょう)」や体質で使うツボや手技を選んでいきます。
つぎは、花粉症の症状別に深掘りしてみましょう。

くしゃみ・鼻水型、涙がでる

 水分の代謝障害=「水滞」もしくは「水毒」です。まず、水はけを良くしていきます。身体の中にある余分な水の排出を積極的に促します。
水はけをよくしていくには、飲食物で取り込んだ水分の吸収ができる胃腸であることが重要です。それとともに、排出する力を養っていきます。

脾や腎の機能が弱り水分が停滞して浮腫んだ両足の写真

頻尿であったり、尿の回数は多いが尿量がでない場合、身体の冷えも疑います。日頃からむくみが気になる人は、これらに当てはまると言って良いでしょう。

体質からわかる邪気は「湿邪」です。湿気取りのツボは「陰陵泉(いんりょうせん)」の出番です。うちくるぶしから骨沿いに指でつたって上がり、膝の内側の膨らんだ骨にぶつかるところ、骨沿いを押してみて下さい。

足にある消化器の治療や水はけに使う陰陵泉の位置の図

痛みがあるようでしたら、「余分な水分がたまっていますよ」というお知らせです。治療も胃腸を整えることが前提となります。

鼻閉型、眼球充血(赤目)型

 鼻粘膜の充血や鬱血がみられ、これを微小循環障害=「瘀血(おけつ)」ととらえます。まず瘀血 (おけつ) を改善する必要があります。

アレルギーで目が赤くなる結膜炎症状の女性の絵
アレルギー花粉症で鼻が詰まる鼻閉症状の女性の写真

瘀血(おけつ)とは、血の流れが滞ったことで病理産物が作られる状態です。症状がある時期だけ血を流せば良いのではありません。日頃から血の流れを良くして、出来てしまった瘀血(おけつ)を循環吸収させる「活血化瘀(かっけつかお)」という手技を加えます。血を流す力が無い場合は「補血(血を補う手法)」も同時に行います。こらから瘀血(おけつ)を作らせないために重要です。

おけつとは血の流れが滞ったことで生じる病理産物であるイラスト

瘀血(おけつ)に加えのぼせ、肩こり、イライラなど「気逆」の状態が一緒に見られることもあります。これは、氣を下ろして、全身にまんべんなく巡らせることで緩和します。イライラしたり肩こりがあって辛い方は、イライラを抑える食べ物や方法をご覧ください

あなたが氣逆の状態か調べてみましょう

宇治園オフィシャルECサイトhttps://www.uji-en.co.jp/ 川島朗先生の「東洋医学コラム第4回」
肩が凝り、自分で揉んでいる女性の写真

これらに有効なツボに「三陰交」があります。このツボ一つで 活血化瘀 と補血の穴性があるため、日頃から揉みほぐしておきましょう。
女性が瘀血(おけつ)や血が足りない身体の状態であれば、月経痛を伴っているケースが多々見られます。ふくらはぎが硬い場合は、全体揉みほぐしておくとよいですね。

アレルギーの鍼灸は眠くなりますか?

いずれも施術中に気持ちが良くてウトウトすることはありますが、ずっとだるくて眠くなるという副作用はありません。他の抗アレルギー剤の副作用に悩まれる方や、服用を減らしていきたい方は、鍼灸での改善がベストになることでしょう。

花粉症の症状がない時期

患者1人1人に対し変わりますので、決まったものはありません。ただ、症状がなくなると治療を続ける動機が薄れてきて、つい間が開いてしまう。そして、花粉のシーズンがくると再びお見えになるという渡り鳥のような方もおられます。できることなら、多少間が開いても症状のない時期に治療を受けていただきたいものです。

花粉症・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎だけではありません

患者さんの全身状態を四診(視る、聞く、嗅ぐ、質問する、触れる)により把握し、局所の周辺(目・鼻とその周りの顔)を注意深く観察し証を見立てます。粘膜の状態は鼻にとどまらず、口腔内、咽頭、眼球結膜を、皮膚の状態も観察します。最後に精神状態の診断を加え、総合的に判断して決定します。アレルギー性鼻炎だからこのツボなどと決められないのです。

四診とは

ハル薬局「漢方よもやま話-弁証論治」
体質にあったツボをつかうイメージ

鍼灸を受けるメリットはこの点にあります。花粉症・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎が改善とともに、体質から派生したその他の症状、例えば腰痛や膝痛めまいが減る等、日々元気に過ごせるといった体質の変化が見られます。

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