初めて鍼をしていただきました。
緊張していた私ににのみや先生は、ていねいに鍼の説明からしてくださいました。
鍼を試しに打つところを 自分の目で見て確認できるようにしてくださったので、とても安心しました。
鍼灸にかかったきっかけは、生理周期で起こる肩こりからくる頭痛のためです。ここ1年で月経周期も乱れてきわからなくなってわからなくなって鍼灸にかかりました。
酷いときには頭痛から吐き気が襲ってきて、寝込んでいました。年々、眠ってもすぐに起きてしまったりで寝られず日々頭痛薬や偏頭痛薬を服用しなければならなくなっていき、。偏頭痛薬を服用すればするほど、早朝の頭痛が起こるようになり飲む薬の量も多く、間隔も短くなってきていました。
鍼を受けていると、だんだんとリラックスしてふっと気持ちよく眠りについていました。
終わってからは、肩首がスッキリとしています!
いつも首や肩こりから頭痛がしてきて、吐き気も起こってくるのですが、肩こりの感じはなくなりましたし、頭痛もなくなっています。
痛みが出る前に薬を飲まなければ効かないので、ずっと薬を飲んでいたのです。それが、鍼灸を受けるようになってから薬に頼ることが減っています。
これからは生理の周期に合わせたり、疲れが溜まる前に鍼をうけて、コントロールできるようになり生活が楽になっています。
川崎市 40代
施術の内容
更年期コース
施術期間 | 施術頻度 |
---|---|
初回から1ヶ月 | 1週間に1回 |
2ヶ月目 | 2週間に1回 |
3ヶ月目以降 | 3週間~4週間に1回(生理周期に合わせて) |
鍼灸師見立て
頭痛を主訴としてかかられました。頭痛は首凝り肩こりで、筋肉の緊張が常にあって血行不良がありました。頚椎のゆがみもあり頭痛・肩こりが起こりやすくなっているようです。
また、症状が月経と関連すること、40代後半月経周期の乱れということから更年期の腎精不足をはじめとする虚があり、排卵期のイライラやストレス過多があり、氣が滞りがありました。気が滞ることで首凝り肩こりをも引き起こし、排卵期に頭痛が起こる循環になっています。
施術
主訴の頭痛・首凝り・肩こりと、その大本の月経周期、他諸々の更年期の不定愁訴に証を立ててアプローチします。
主訴の肩こり頭痛には2ヶ月までは、疏通経絡止痛で鍼とお灸と吸角を加えました。
それ以降は痛みの状態が変わってきたので頭痛の虚実で刺鍼は局所か、遠隔(患部から遠い部位)を選択し配穴しました。
、鍼と一緒に整体の手技の頚椎調整を加えることでゆがみをそれからくる筋肉のヨレに神経促通の整体手技で対応していきました。
問診脈診腹診体の動き確認等から、氣血が十分ではなく、それをバックアップする体の土台が働き切れていない様子。ストレスがかかって氣が滞り月経周期の乱れと関係しています。更年期のホルモンバランス失調のよる不定愁訴は陰陽のバランスが失調して、虚実寒熱が絡み合い複雑な症状を呈します。腎精腎陽を補い、肝氣を助けるなど順を追って施術を継続し全体のバランスを整えました。
アドバイス
月経周期に伴って施術のタイミングと治法を変える必要があるので、月経周期に合わせて施術頻度を決めていきましょう。
疲れを溜めないことは大切ですが、軽い運動(ウォーキングなど)や気分転換も必要です。生活でストレスや根を詰めないように動ける氣力と体力を目指しましょう。運動はよい睡眠の助けになります。
セルフケアでは、お食事のメニューやお茶がお好きとのことでしたので、ストレスや気を補うのに使うお茶などお伝えしました。
「今年度お子様の受験を控えて、寝込んではいられない」とのことで来院されました。
女性は、体調が悪いからといって寝込んでいられませんよね。
特に40代からの頭痛は早めの対処が肝心です。
これまでのお体の経緯や生活リズムなど細かくヒアリングさせて頂いて、
局所だけにとどまらず関連するところにアプローチしていきます。
いつもご家族の太陽のような笑顔でいられますように、応援しています。
今回の施術