水浸しの人のトイレの特徴
体の中が水浸しの水についてとどの臓腑の弱りが原因かまとめています。
体の中が水浸しだとどのような事が起こるのか、季節と関係する痛みについてはこちら
蓄尿と排尿のしくみ
膀胱に尿が溜まっていくと、その情報は脊髄から脳に伝わります。すると、脳は「まだ尿を出さないで・・」という指令を、延髄の橋(きょう)という部位にある第1の排尿の中枢に伝えます。すると、橋排尿中枢は排尿のスイッチのoffにします。するとこの指令は、脊髄の仙髄にある第2の排尿中枢に伝わり、排尿の反射(尿道を緩めて、膀胱を収縮させる)を抑制します。
この状態でトイレに行くまで我慢できるのです。数分から数十分我慢できるものです。
そして、トイレに行き、準備が出来たら尿を出す指令を出して、放尿します。
膀胱に尿が充満すると、その情報は、膀胱→脊髄→脳に伝わり、今度は脳が「尿を出して・・・」という指令を橋(第1の排尿の中枢)に伝えます。すると、橋排尿中枢は排尿のスイッチのonにします。この指令は、脊髄の仙髄にある第2の排尿中枢に伝わり、排尿の反射(尿道を緩めて、膀胱を収縮させる)が起こり、尿は膀胱から尿道を通って排出されます。
脊髄損傷等や神経因性膀胱の場合はまた異なる病態ですのでここでは省きます。
トイレをあと少し我慢できていますか?
施術後に腎膀胱の排泄機能が高まると尿量は増えます。
しかし、これに明らかな特徴があらわれます!
着替えもままならずトイレに駆け込む人は、体が水浸しなうえに腎・膀胱の機能が落ちています。
このように、膀胱・尿道の機能、すなわち蓄尿(尿をためる)と排尿(尿を排出する)は、脳から末梢神経までの神経の働きによってコントロールされていますので、これらの神経の異常が起こると、膀胱・尿道の機能も障害されます。
冷えが内在する人も至急トイレに駆け込みます。
浮腫んでいることも無自覚だったり、これが普通で過ごしてきた期間がある人がほとんどで異常とは思われていません。
が、「トイレに急いで駆け込む」ほど常時ため込んでいると言うことの現れなのです。
日常生活でおしっこの出が良くないかどうか意識してみましょう。
この施術後の尿の出方位いつもすっきり出したいと言われる人も実際多いのです。
水浸しでトイレに問題があるののはどこの臓腑?
腎・膀胱
腎と膀胱は表裏一体で働き尿の生成と貯蔵と排泄の作用を担っています。
ここが正常に働かなくなれば、尿の貯蔵や排泄不十分で(出なくなり)むくみになります。
水浸しトイレに駆け込む!以外のチェックポイント
年を経てトイレに行きにくくなった頃、失禁などの状態を悩まれる人がたくさんいますが、
尿失禁で悩まれてから施術を始める人からの対話で共通することがありました。
あなたは、以下のポイントに当てはまりますか?
チェックしてみましょう。
浮腫んでいたのにわからなかった
利尿剤で尿を出していた
むくみで脚はパンパンだった
頻繁にトイレに来たくなるけれど、出ないの繰り返しだった
夜間にトイレで何度も目が覚めた
など、むくみから派生する症状はいくつもあった人がほとんどなのです。
あれっ尿漏れ?があってもこれから快適に過ごせるように
むくみがあっても「循環が良くなってトイレにかけこんで、たくさん尿が出た」くらいの時期に改善できるとその後の生活は快適だといえます。何人もの人を見ていての経験値です。
膀胱の約束機能の働きを活性して、膀胱が硬くなる前に訓練(膀胱も筋肉です)し、
膨らまして貯めることが維持できるからです。
膀胱と腎が密接に関係して、双方の機能を保っていますので、膀胱だけでなく【腎】(東洋医学で捉える腎のこと)の力を補って行くことは必須になります。初期の尿漏れなのに尿パッドを使うことで慣れてしまうとそのまま進行してしまいます。
そして、【腎】はアンチエイジング全般と関わるので非常に大切な器官ともいえます。
*個人により病態や関連する臓腑等は見極める必要があります
恥ずかしいと思われがちだけれど、尿漏れパッドのコマーシャルが多くなってますね。銘柄もどんどん多くなっています。女性は出産でも尿漏れは起こるので複合的に見極めます。
頻尿や尿の出が悪い、尿漏れで悩まれる人は思いのほか大勢います。他人には言いにくい悩みだから一人で抱え込んでしまうことになりかねません。みなさん、外出もままならなかったり、水分の摂取を拒まれたりでお年を召してからの体調に大きく影響していきます。
早めの対処で安心快適を手に入れられることを「知っている」のと「知らない」のとでは今後の人生が変わるといえるほどなのですよ。
恥ずかしがらず、早めの対処が大切です。