私は、膝痛が整形外科や大学病院に通院しても治らなくて(*複合性局所疼痛症候群と診断されていました)困っていました。他の鍼灸院にも通っていたのですが 肩こりも酷く悩んでいました。個室で女性の先生が全身ケアの施術して下さる為こちらに通い始めました。
にのみや先生は私が不調箇所を伝える前に脈診で当てて下さり驚いた事が度々ありました。
お腹の張りも和らぎ、音を出してお腹が反応していました。 帰宅後お通じが良くなった事もあります。何度かウトウト眠ってしまいました。
怪我がもとの膝痛は少しずつ良くなりました。 肩こりはまだありますが施術後は動かしやすくなります。 イライラやストレスも緩和されています。定期的に通っていますが、時にはイライラやストレスを感じ始めると施術をお願いしたくなります。やっていただくとストレスは感じなくなり、友人と外出の約束をして出かけることもあります。
施術後は身体だけではなく先生が話をじっくり聞いて下さるからか気持ちも楽になるような気がします。
継続して、慢性の膝痛は緩和されます。 肩こりは動かしやすくなり痛みも緩和されます。 便秘もおさまりますし、先生が親身になって話を聞いて下さる為通い続けています。
川崎市 40代女性
*効果については個人差があります
複合性局所疼痛症候群 – 09. 脳、脊髄、末梢神経の病気 –
MSDマニュアル家庭版
施術の内容
更年期コース
施術期間 | 施術頻度 |
---|---|
初回から1ヶ月 | 1週間に1回 |
2ヶ月目 | 2週間に1回 |
3ヶ月目以降 | 3週間~4週間に1回 |
鍼灸師見立て
基礎疾患がいくつかありそれらを踏まえて治法をたてました。(詳細は割愛します)
膝痛は20年以上前の事故の部位に発生しています。現在は筋トレをされており、下半身はスクワットをメインでされていて屈伸時に膝が内側に入ってしまっていたので、関節と筋肉に負担をかけていることがより痛みを強くして、長引かせているようです。
基礎疾患、肩こり、お腹の張りは時系列で症状を見ていくことでも肝脾不和とわかります。そして、瘀血も関連するとみました。
長引く基礎疾患とホルモンバランスが変調している最中の更年期のため腎陰虚が進んでいました。喉の渇きや頭髪のパサつきなど含まれていました。
施術
膝痛は、腎陰虚の全体的な処置を根底に、病名に固執せずに問診脈診腹診舌診等からの情報を元に痺証疎通経絡止痛と古傷に対しての 瘀血処置を施し、風寒の邪を散寒にお灸を併用しました。そして、運動による関節と筋肉の正しい位置で屈伸するようにフォームの改善が必要なので、スクワットのやり方を修正しました。
お腹の張りは肝氣を流し、腹部の冷えのつまりを減らすように温補を施しました。 肝脾不和は時系列でみていくことが重要ですが、症状は逆から薄らいで行くことが多いようです。
この方のプレ更年期の肩こりや膝痛症状は腎陰を補い、瀉火することで頭髪の乾燥や肌のツヤがなくなるのを防ぎ、崩漏(不正性器出血)を沈める目的を果たします。
アドバイス
セルフのお灸で膝を温める時は、熱感を我慢しないようにお話ししました。ストレスは胃腸を攻撃するため完璧を求めすぎず、時にはお休みしてしまう自分を許してあげることも大切。「焦らずゆったり」いきましょうとお話ししています。喉の乾きがあっても冷たい飲み物をがぶ飲みしないようお食事の味付けなども始動させて頂きました。
今回の施術
今回の施術