「長年の関節の痛み」と「更年期の症状」が緩和した50代女性の声

この方は、急激な不安と睡眠の異常、苦しさなどでいらっしゃった50代女性の患者様からの声です。

夜目が覚めて不安と同時に息苦しさと足から頭の方にかけて痺れるような感覚が起こり、次にまた同じ状態になったらと考えると、さらなる不安が襲ってきて怖いとのことで、自律神経の施術を希望されかられました。

詳しく問診していくと、長年の股関節の痛みと動かしにくさがあり運動療法に通い始めた時にこれらの状態が起ったそう。股関節や足、腰の痛みも再燃していました。

心身共にかなり疲れ切った状態です。鍼灸は以前かかられたことがありましたが、以下の治療方針をお伝えして開始しました。

体の痛みなどでインターネットの検索をしていた。早くから、自律神経やホルモンを改善する必要があったのに、気づかなかったので、そういう女性は多いのではないかとおっしゃっていました。

◎心身が弱っている時は、正常な生体反応が起こりにくい。弱い刺激を入れて、まずは体の力を出すところから始めます。

◎はりやおきゅうなどの刺激で、体のなかは、白血球などの細胞が全身で活性化されます。そちらにエネルギーを使わせたいので、施術の後はゆっくりとしてください。そして、排泄(おしっこや便、汗など）出来るように白湯などの水分をたっぷりと飲んでくださいね。

◎同じ理由で、胃腸の消化や吸収にエネルギーをかけないようにしていきましょう。これからしばらくのお食事は、お腹が空いてから、消化の良いお粥などを召上がって下さい。食べたくないのに3食食べなければいけないと思わないで下さいね。体が弱っていて、エネルギーが無いと聞くと、カロリーの高いものお肉などを召上がってしまう人がいます。が、それは逆に体を疲れさせますので、それは避けて下さい。

施術の内容

• 主な施術
  股関節の痛みと動きがある・そのため頚椎がズレてしまっている・体のバランスを保つ反射が弱っているなど、多岐に渡る症状が進行した(発生から何年も経過していました)状態。
  更年期のホルモン調整、脳脊髄液の循環改善、身体への神経疏通とが組み込まれているゆらぎケアコース
• 最初の体感覚の異常や不安が強い頃には、脳のキネシオロジー＆キネシヒーリングを2回
• 睡眠のリズムを改善するためにトータル美容鍼コースを数回

患者様の声

私は元々関節の痛みがありました。動かさないでいると筋肉が弱るので、良いと言われる運動をしてみたり、整体に通った事も多々あります。ウォーキングが良いと言われて雨の日も続けて歩くよう指導されたりしました。関節の痛みは良くならず、かえって症状が強くなったりと長年繰り返してきました。

しかし、ある時期から更年期の不調の方が強くなって、インターネットを検索して初めてにのみや先生の鍼灸にたどり着きました。

クリニックにかかり処方された薬を飲んでいたこともあります。が、治らないために「また同じ状態になるのではないか」と不安がくると悶々としていました。

その時の症状が、動悸や不安、睡眠の問題など更年期や自律神経から来るかもしれないと思ったので、それからインターネット検索して、当初はそれらの施術をしてもらうつもりでした。

実際かかってみると、更年期の症状を追ってその症状の施術をするというものではありませんでした。

にのみや先生の施術では、自律神経を整えることと共に、ホルモン分泌などの更年期の不具合を鍼灸と首などの整体とHPA軸の流れを統合して調整されます。かつ、関節の痛みも取って、可動域も拡げる施術も加えて下さいました。

今は全体土台を整えることが重要でその中で痛みも緩和されていくことの理解ができるようになりました。更年期はもちろん自律神経を整えることが近道でした。

逆に関節の痛みの方が主訴の時はにのみや先生を検索出来ず、つながれませんでした。
もっと早くに先生に見ていただければ良かったなと思います。
実際HPを拝見して、記載されている下記の文章は先生の施術の大切な考えや方向性を表現していると私は感じました。

同じような状態で悩んでいる方に気づいて欲しいと思いますし、体の土台があがると、心も元気になるので是非受けていただきたいです。

患者さんにとって治療院は痛みを取る場所と言う認識が強いですが
鍼灸や整体とは痛みを取るだけでなく、『自律神経の調整を行い免疫力の働く体に整えること』が
本来の鍼灸や整体の意義です。それができて初めて急性や慢性的な痛みも取れてくるのです。
治療院は痛みを取る以上に「生活・人生の質」を上げていくための場所なのです。

にのみや鍼灸室