【嗅覚の話】夏の土用から秋にかけて

熱中症対策でエアコンを消すときがないほど、冷気の中で生活していると、神経痛のような皮膚のピリピリ感や、ぎっくり腰のなりかけのような痛みが増えてきます。

そして、皮下の浮腫が出てきますので夏の土用から秋にかけては、冷えや足のむくみなどにもよい身体を温め、血液やリンパの流れを促進し、新陳代謝を高めるアロマオイルがベストチョイスです。

葉月のアロマオイルはもってこいですね。

施術室では、ピロースプレーを使っています。
強く香らない様にエタノールで揮発性を高くして作っていただいてます。
が、この香りが案外効いているのです。

夏から秋にかけてのピロースプレー

匂いを感じるのは嗅覚ですが、なぜ身体に作用するのでしょうか?

目次

五感の中の【嗅覚】

五感(視覚・触覚・味覚・聴覚・嗅覚)のうち一つだけダイレクトに脳に直結します。(他は脳の視床と言う部位を経由してそれぞれの脳の支配部位に求心的に伝わります。)
嗅覚は脳の記憶に関連する海馬に近いため、匂いを嗅いですぐに何の匂いかわかり、
それが焦げ臭ければ「火事か!」と危険を察知して逃避行動を取りやすくなるのです。
なので、敢えて鎮静効果が高い香りをアロマとして使用されるのではないでしょうか。

嗅覚で焦げ臭ければ「火事か!と危険を察知するイメージ

嗅覚の作用

この鎮静効果は心と体に作用しています。
香りを嗅ぐということは非常に単純なことなのに、心身への好影響があるのでしょうか。

その答えは脳のしくみにあるのです。人間の大脳は外側に大脳新皮質があり、内側に大脳辺縁系があります。
この大脳新皮質は理性を司る新しい脳で、内側の大脳辺縁系は感情や本能、記憶を司ります。
嗅覚以外の4つの感覚「視覚」「味覚」「聴覚」「体感覚」から得た情報は視床から大脳新皮質を通って大脳辺縁系に送られます。
しかし五感の中で唯一、嗅覚から得た情報だけは視床を介さず、感情を司る大脳辺縁系に直接届きます。

感情に直結するので、匂いを嗅いだときその香りが好きか嫌いか、心地良いか、懐かしいかといった「感情」を引き起こすのです。

先に例に挙げたように「焦げ臭い匂い」であれば、強い火が燃やしている様子を連想してしまい、逃走すべきかと交感神経が興奮します。
逆にその香りが鎮静させるものであれば、「ゆったりとして」体を休められる場所であれば、眠気を誘うことになるのです。

どの反応を得たいか意図して香りを選ぶかそれ次第ですね。

香りを嗅いで大脳辺縁系が刺激されると、気持ちが落ち着いたり、ストレスが軽減されて自律神経のバランスが保たれるのです。

匂いを感じにくくなっても、効果は持続している

初めは匂いをよく感じて、お気に入りで使っていたアロマが、だんだんと香りを感じにくくなったり、匂いが弱くなってきたと感じることがあります。
これは、嗅覚が疲れてくるためです。自然なことなので安心してください。

例えば、コーヒー豆の香を敢えて嗅いでみたりすることで、嗅覚はリセットされます。

香りを感じにくくなっていても、精油成分を嗅ぐ事による効果は持続しています。
また、一定の期間、そのアロマから離れていればまた次のときには新鮮に感じるので、香りを変えてみるのもおすすめです。

嗅覚は疲れやすいため香りを感じにくくなったらリセットするイメージ

嗅覚は他の感覚に比べて一時的に疲労しやすいものの、回復もしやすいのです。

意識して匂いを嗅ぐ

嗅覚自体は、加齢に伴い次第に低下してしまうと言われています。
嗅覚が衰えると人によっては、やる気がなくなったり、筋力が低下するなど影響が出ることがあるようです。
それを防ぐには日常生活の中で匂いを意識しながら嗅ぐ事が大切で、意識して嗅ぐ事で嗅神経細胞の数が増え、脳内回路のネットワークが強まると考えられています。

嗅神経は再生する細胞なのです。再生するのにそのままにしておくなんて、もったいないですよね。

どんどん活性させていきましょう。

是非、心身ともに癒されて様々なよい香りを楽しめるアロマを日々に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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