ささない鍼をご存知ですか?
- 刺さらない鍼を使う方法
- 刺す鍼を使うがささない方法
があります。そもそも刺さらない鍼とはこういうものです。
鍼を刺すとわずかに皮膚に傷がついて、免疫細胞が活性化して自己治癒力が働くのですが、
鍼を刺すとわずかに刺したところに穴があきます。
健康な人はすぐにこの穴はふさがりますが、病気で弱っている人や、お子さまやご高齢者はこの穴がすぐにふさがることが難しく少なからず気が漏れてしまうのです。
ささない鍼はこの「気が漏れることがない」「気を動かす作用がある」と言われます。
子供やご高齢の方、病気で弱っている人、免疫力が落ちている人にも効果的で安全に使えてさらに刺さないので、鍼が怖い人も安心ですね。気血を調整する効果はさす鍼と同じです。
または、鍼が怖い人や体調が弱っている時は、上記の方々でなくても使うことがあります。環境物質の刺激に弱かったり、パニックになりやすい人にも使います。
ささない鍼を受けた時の感じ方はひとそれぞれ違ってきます。痛みは感じないこともあれば、じわじわする感覚だったりスッキリする感じだったり様々ですが、気の動きを感じる人が多いのが特徴です。
特に鍼が怖いとか刺されるのが苦手でなければ、通常体力や体質で使い分けています。施術を続けて体力がついてくるとささない鍼だけでなく、通常の鍼を刺されても大丈夫になる人がほとんどです。
効果は通常の鍼と同様です。が、特に氣を動かす作用が優れていて触った瞬間に温かくなって、血管の動きがみてわかることがあるくらい深部の動きが出てきます。
鍼が怖い人でも安心して受けていただけるものです。不安なことは全部話してくださいね。