冬という季節は、自然界を見渡してみると、動物たちが冬眠したり、植物が成長を休止したりする「休息の時期」です。

私たち人間も同じように、この季節は無理に頑張るよりも、春に向けてパワーを蓄える時期と考えるとしっくりきますよね。冬は他の季節よりもパワーを蓄える意識と極意を説明しますね。

冬は「エネルギー貯金」の季節
スマホのバッテリーが10%を切ると、必死に充電器を探す私たちですが、同じように、身体も充電が必要です。

特に冬の間はあなたの体の「バッテリー」をしっかり充電する時期と考えてみましょう。
春夏のようにアクティブに動き回るよりも、良質な睡眠や栄養をとって、静かに知識や元気を「貯金」する時間を大切にするのがおすすめです。

あなたの「腎」を大切に守りましょう
中医学では、冬は「腎(じん)」という臓器と深い関係があるとされています。腎は私たちの体内時計やホルモンバランスを整える大切な司令塔。若々しさを保つ秘密基地のようなものです。

冬の冷えはこの大切な「腎」にダメージを与えやすく、それが早めの老化や疲れの蓄積につながることも。「最近なんだか疲れが取れない…」という方は、もしかしたらあなたの腎が「SOS」を出しているのかもしれません。
冬の二大敵「冷え」と「乾燥」から身を守る
冬の季節、外出先から帰宅すると、「ほっ」と一息つきますよね。それは、外の「冷え」と「乾燥」という二大敵から解放された安堵感なのです。この二つは肌や喉の粘膜を傷つけて、風邪やインフルエンザの侵入口を作ってしまいます。

腎の働きは、肺を助けます。結論から言えば、腎の働きを高めることは、肺の機能を高めて感染予防に役立ちます。
そして、腎と肺の相互作用で水の機能性が増して、のどの粘膜を守る「自分だけの加湿器」の役割を果たしていきます。
腎を元気にする「ちょうどいい塩加減」
お料理の味付けで「あ、ちょうどいい!」と感じる塩加減があるように、腎を元気にする「塩分」にもバランスがあります。

少し塩気のある黒豆や海藻類、魚介類などは腎を元気にしてくれますが、カップラーメンをペロリと食べたら翌朝顔がむくむ、という経験はありませんか?

それはまさに「塩分の摂りすぎ」が腎に負担をかけている証拠です。
冬の生活習慣、ちょっとした工夫でぽかぽかに
・入浴タイム: シャワーだけで済ませていませんか?

冬だけでも湯船に10分浸かる習慣をつけると、芯から温まり、睡眠の質も上がります。まるで体の中心にある小さなストーブのスイッチを入れるようなものです。
・温かい飲み物: オフィスでアイスコーヒーを飲んでいる方、ちょっと待って!冷たい飲み物は体の中に「冷蔵庫」を持ち込むようなもの。
温かいお茶やホットコーヒーに変えるだけで、体内環境はぐっと変わります。

・適度な運動: 冬は「動かない」季節ではありません。室内でのストレッチや、ちょっとした散歩でも十分。

汗をかいたら、濡れたままでスマホをいじっているのではなく、すぐに拭いて服を着替えましょう。これは「汗という名の冷却装置」をオフにするようなものです。
・早寝のすすめ: 冬の夜長はNetflixの時間ではなく(笑)、早めに布団に入る絶好のチャンス。

「一日の終わりに腎を休ませる」と考えると、早寝の意味が変わってきますよね。
・お部屋の湿度: 乾燥した部屋は、まるで私たちの体から水分を吸い取るスポンジのよう。

加湿器や濡れタオルを置くなどして、理想的には50〜60%の湿度を保つことで、肌も呼吸器も喜びます。夏までに潤いを戻して起きましょう。
まとめ
冬を上手に過ごせば、春には満タンのエネルギーであなたの可能性が花開くでしょう。

全部を釣り入れなくて大丈夫です。気になるところや、できそうな事から一つ一つで十分です。あなたの体と心が喜ぶ冬の過ごし方を、ぜひ見つけてみてくださいね。

